0561. 写真 を切り取り方でグレードアップする試み

思いつきの切っ掛け

先週、映画「フェイブルマンズ」を観ました。そこで、往年の映画監督の巨匠ジョン・フォードが主人公にある金言を授けます。私もそれに非常に感銘を受けたので、ブログやXに揚げる 写真 の考え方を変えてみることにしました。金言の具体的な内容はネタバレになるので、ここでは記しません。私のこの映画のレヴューをFilmarksのこちらに揚げていますので、よろしければご一読ください。

私が揚げる写真の、今までの考え方は、「ここでこんなのが撮れました」と言うことを伝えるだけ。しっかりピントが合っていればなお良し、くらいでした。そして、ほとんどの写真は、鳥を中心にして少しクローズアップして切り抜いていました。

これからは写真そのものをもう少しいいものにしたいと思いました。そして、その手法一つは切り取り方の工夫です。

被写体を中心から外し、観る人たちの、フレーム内、もしくは、外への想像力を刺激する、という試みです。

具体的に今まで揚げた写真と、それをこの考え方でやり直したものをお見せします。

各2枚の写真の左側が今までの考え方、右側が工夫を加えたものです。

サンショウクイ の場合

0542. 神戸市立森林植物園での探鳥 久しぶりの ハチクマ と 人生三度目の サンショウクイ を撮影

背景がごちゃごちゃしているので、あまり、効果的ではないですね。後ろをぼやかすことができれば、もっと良くなるかもしれません。

サンコウチョウ 場合

0540. 国見の森公園での探鳥 4年ぶりのここで サンコウチョウ に出会う

これは、狙い通りに成功しているようです。視線が、一旦、サンコウチョウに向いて、フレームの外へ想像が広がる構図になったような気がします。

オオルリ 幼鳥の場合

0539. 再度山での探鳥 オオルリ 幼鳥の水浴び 、獲物を捕まえた ウグイス を撮影

これも背景に問題ありですね。オオルリが紛れてしまっています。水の光をもう少し抑えられれば良いかもしれません。

ヤブサメ の場合

0534. 再度山での探鳥 ヤブサメ 、 キビタキ 幼鳥 、 オオルリ ♂を撮影

手前の木が無ければ良いのですが、この木が広がり感を妨げて、窮屈さを生んでしまっています。

クロツグミ の場合

0527. 但馬高原植物園での探鳥 サンショウクイ カケス クロツグミ キビタキ コガラ イカル を撮影

背景に奥行きがなく、変化も乏しいので、狙い通りにはなっていませんね。

オオルリ ♀の場合

0521. 再度公園 と 再度山 での探鳥 キビタキ ♂、 オオルリ ♂♀を撮影

これは、ある程度成功です。観る人の意識を画面の右上から、更に、その外側に持って行けていると思います。

まとめ

この手法も一本調子ではダメのようです。このやり方が向いている、被写体の際立ち方、背景、もとの写真の構図などがあるようです。

今後、研鑽を積んでいきます。

The photos of the birds of this blog are taken using with Nikon D5500 and AF – S NIKKOR 200-500 mm f/5.6E ED VR

📢バードウォッチング入門のブログを投稿しています。こちらをクリックしてください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ニューレトロ ミニ水筒 150ml【レッド】紙箱入 MZ007-RE【あす楽対応】
価格:1,958円(税込、送料別) (2023/6/2時点)

楽天で購入
 

2 件のコメント

  • こんにちは。初めてコメントします。ずっと前からブログ拝見しています。撮影場所とか、いろいろ参考にさせていただいています。私も神戸で野鳥を撮影しています。
    最後のオオルリ♀の写真、素晴らしいですね。私はオオルリ♀は撮影したことがありません。
    野鳥の写真は、野鳥自体をきれいに撮れても、「写真として美しい」というのが難しいですよね。私も撮影時から構図などを気にして撮ってはいますが、背景が選べなかったり、ごちゃごちゃした場所にいたり、暗かったりなどでうまくいかないことがほとんどです。山で撮影する場合は特に難しいので、私の場合は農耕地や近所の公園など、比較的開けた場所、高い木が少ない場所で撮影することが多いです。あと、私は真四角にトリミングしています。そのほうが構図をシンプルにしやすく(日の丸構図でも画になりやすい気がします)、野鳥の可愛さが引き立つような気がしています。私はいつでも「野鳥の可愛さが伝わる写真」を目指しています。
    私は2年ほど前から野鳥撮影を始めたのですが、野鳥の知識はゼロで、どんな野鳥がいるのかも、どこを探せばいいのかも全く分からず・・・。そんな時、ネットで見つけたこのブログのお陰で、撮影場所や鳥を見つけるポイントのようなものを学ぶことができました。この場を借りてお礼申し上げます。

    • こんばんは。励みになるコメント、ありがとうございます。細々と続けているブログでも、人の役に立てていると思うと、率直に嬉しいです。
      私は、本格的に鳥を探し始めて6年くらいになります。年々、いつ頃、どのエリアのどの場所に行けば、何に会える可能性が高いか、経験値が積み上がり、鳥との出会いの確率は高まるような気がしますが、一方で、昨年、一昨年とそもそものやって来ている鳥自体の数が少なくなっているのではないかとも思います。これが何かの周期なのか、それとも、坂を下るように引き返せない傾向なのか。後者でなければいいのですが。こんなブログでも、10年くらい続ければ、ある程度の定点観測になっていて、それをもとにして、鳥がやって来て過ごす環境を守るようなことができれば、とも思います。
      ブログでも書きましたが、今まで鳥の写真は、できるだけ鮮明に撮ること。これ以外、あまり、考えていませんでした。しかし、よく言えば素直、悪く言えばいろんな影響を受けやすい私は、つい先日見た映画の「フェイブルマンズ」のジョン・フォードの言葉にそってやってみよう、同じ見てもらうための写真なら、「いいね」って思ってもらう方がいいじゃん、と思ったわけなんです。自分で、自分のブログと写真表現のハードルを上げていくわけなのですが、ちょっとしたことでも、高みを目指すっていうのは、心躍るものですよね。
      今後も、ブログを見て頂ければ嬉しいですし、鳥の情報交換、写真の腕前を上げるためのご教授を頂ければ幸いです。
      よろしくお願いします。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    ABOUTこの記事をかいた人

    こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。