0132. 高知の旅、二日目。高知市内、中土佐、佐川を巡る。

朝、ホテルの窓からの眺めを確認しました。小さく高知城の天守が見えましたが、その横に自由の女神風の像が起立。実際それぞれの距離はだいぶ離れているのですが、ちょうど、この角度なのでした。強烈で、ある意味シュールな違和感を抱きました。

朝食は、ホテルではなく、敢えて、喫茶店デポーのモーニングを食べに行きました。「リッチなモーニング」という名前のセット。確かにそうでした。

高知城へ、天守からハイタカの飛翔を目撃

高知城のライトアップイベントの撮影ポイント探しに苦心

高知城ではライトアップイベントを行っていました。足場や機材などが石垣や枡形にどっかり置かれ、撮影ポイントを消していました。私としては、そのままの姿を見たかったのですが。少し残念でした。

天守に入り、階段を上り最上層の廻縁をゆっくり回りながら高知の町と、山、川を眺めました。そよ風はなかったですが、爽快な気分になることができました。

天守でハイタカを発見

そのとき、妻が「ほらほら」と声を上げました。妻が示すほうを見ると、小型の鷹が天守上空に向かって飛んできていました。私は、こんなときのために重いのを我慢して持ってきていた500mm望遠レンズ付のカメラを構え連写しました。これです。

後からのチェックでハイタカと分かりました。

高知城歴史博物館は展望ロビーからの高知城が見もの

次に、高知城と道を挟んだ場所にある高知城歴史博物館に入りました。迫力ある甲冑、また、ついつい見入ってしまう能面が展示されていました。しかし、何と言っても、ここの一番の見所は展望ロビーからの高知城だと思います。

久礼大正町市場で新鮮なお造りを満喫

ここから、昼御飯に食べる新鮮な魚を求めて、久礼大正町市場に向かいました。高知市街から車で1時間足らずで着きました。ちょうど昼時で、賑わっていたにもかかわらず、待つこと数分で、田中鮮魚店のカウンターにつくことができました。ここは、この店で購入した魚をそのまま造りにしてもらって食べるシステムです。鰹のたたき、キハダマグロ、アジを買いました。鰹の味の濃さ、キハダマグロのふかふか感、アジのコリコリ感、どれも、満足の味わいでした。

腹ごなしに、少し海岸を散策した後向かったのは、佐川町でした。古い町並みを求めてのことでした。

新たな発見、佐川の古い町並み

旧浜口家住宅は中が見学できる上に、カフェやお土産屋としても利用できます。中はとても雰囲気のある造りで、庭も素敵です。司牡丹の酒ギャラリーほていには、レトロな看板が飾られて、司牡丹のお酒が沢山の種類の中から購入できます。他にも、牧野富太郎ふるさと館、佐川文庫庫舎などを見学しました。新しく好きな古い町並みを発見でしました。

もう少し見たいところもあったのですが、5時に閉館してしまう坂本龍馬記念館に行きたかったので、散策を切り上げて、移動しました。

坂本龍馬記念館での夕陽

坂本龍馬記念館には4時に入館できました。龍馬が切られたときに飛び散った血が着いた衝立、龍馬愛用の刀などが展示されていましたが、全て、撮影禁止でした。5時前に屋上に上がり、足摺岬方面に沈む夕陽を見に行きました。この眺めが、ここの最高の見物だと思いました。

夕食はろばた焼き仙樹で

この日の朝食の帰りに店の前を通ったときに、開いていた扉からメニューが書いてある沢山の短冊が貼り付けてある様子が気になっていたお店、ろばた焼き仙樹に行きました。事前に予約しようと電話したのですが、予約でいっぱい、来た時にカウンターが開いていればOKとのこと。取り敢えず行ってみるとラッキーなことに開いていました。四万十豚野菜を注文するとタジン鍋で出てきました。濃い豚の味が忘れられません。次もここで食べたいと思いました。

高知の旅、二日目、終了です。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。