0065. 失敗だらけの旅、伊勢崎~朝霞、初めてノビタキを見た

法事で群馬県伊勢崎と埼玉県朝霞を訪れるロングドライブ

先週ですが、土日と月曜日に有休をとって、車で妻と娘を連れ、群馬県の伊勢崎市に行って来ました。片道600キロのドライブです。用事は妻の母の七回忌の法要です。妻の父が伊勢崎に住んでいて、今は、病気で入院中。土曜日は600キロの往路のあと、義父の見舞い、義父の住まいの片付けをしてホテルで一泊、日曜日は位牌を持って、朝霞へ行き、息子を駅で拾って法要、位牌を伊勢崎に戻して、義父を見舞い、もう一泊、月曜日は600キロの復路。このような大忙しの予定でした。

土曜日、往路、自宅から伊勢崎までの600キロ

多賀SAで桜を眺めながら妻手作りのサンドイッチ

自宅を朝7時に出発。京都南~大津間で若干の渋滞があった以外は順調なドライブです。妻がサンドイッチを作ってくれていたので、約2時間走ったところの多賀SAで休憩。進行方向側の一番端にスタバがあり、その奥に、桜の木とベンチとあずまやがあるエリアで、スタバのコーヒーを飲みながらサンドイッチを食べました。今年できていなかった花見ができました。

1度目の失敗、小牧JCTをスルー×××

本線に戻り愛知県までも順調なドライブでした。小牧JCTの数キロ手前から車の数が増えて、少しスローダウン、中央道に入るのを控え走行車線を走っていましたが、とても遅い小型トラックに追いつき、少し迷って、追い越すことに。このことに気をとられていた為か、何と小牧JCTをそのまま通過。失敗その壱です。次の春日井ICで降り乗りなおしました。このうろうろで30分ロスしました。東名に復帰し、中央道へ。恵那峡SAで休憩。ここでも桜を愛でました。DSC_0567

ランチは梓川SA、そばで軽く

長野道の梓川SAで昼食。私と妻はそば、娘はイワナのひつまむしを頂きました。そばはOKなのですが、汁の味が濃かったような。高台から北アルプスの景色が楽しめました。

利根川支流の広瀬川でノビタキを初見。カワセミ、キジもいてくれた

ここから一気に、伊勢崎の義父の自宅に向かいました。妻が片づけをしている間、私はそのすぐそばを流れる利根川の支流の広瀬川沿いを探鳥がてらの散歩をしました。久しぶりにカワセミを撮影することが出来ました。他に、アオサギ、ハクセキレイ、オオバン、ホオジロ、ツグミなどが遊んでくれました。川岸の藪の中で派手にがさがさと音がするので足を止めると、♂と♀のキジが鳴き声を上げながら飛び立ちました。川沿いを離れ、義父の自宅を目指す直前に見慣れない小さな鳥を藪の中に見つけました。遠くてきれいな写真は撮れませんでしたが、後で調べてみるとノビタキでした。私の住む関西には生息しておらず、見たのは初めてでした。

こんな花々も目を楽しませてくれました。

義父のがんばる姿を今の自分と照らし合わせてしまう

それから義父を見舞いました。私は3年くらいご無沙汰してしまっていました。話好きで入院中ということもあり、妻に向かっての話が止まりませんでした。そんな中でも、自分の病状に対して楽観的で、がんばる姿勢を見せる義父の姿が印象的でした。

2度目の失敗、ホテルを取り間違えていた!!

この後、取りあえずホテルにチェックインすることにしました。はじめ、娘の予定がはっきりせず、私と妻だけで部屋を取っていました。娘が来れることになり、妻がサイトで確認すると風呂なしの部屋が空いていたのでとったとのことでした。風呂は大浴場か、我々の部屋で入ると言っていました。妻の道案内で車を走らせていましたが、少し、怪しくなったので、カーナビをセットしようとしたとき、妻が口走ったホテルの名前は、私が取ったホテルと違うものでした。娘だけ別のホテルを取っていたのです。失敗その弐。どうしようもないので、娘のホテルに向かい、チェックイン。娘を連れ、私と妻のホテルにチェックイン幸い歩いても10分くらいしか離れていませんでした。娘のホテルで入手した近隣の飲食店の地図を私と妻だけならまずいかない焼肉屋に行きました。

しかし、群馬の鶴橋ホルモンは旨かった

店の名は、何と「本場大阪 鶴橋ホルモン」なぜか関西から群馬県まで来て、この店です。しかし、味は上々でした。親子三人で楽しい食事をさせてもらいました。伊勢崎で晩御飯を食べる機会があったらまた行きます。141077437_rbSjFrjVyQJLwbqdviuUYRFK8tEfa714UGd5pvQqvmQ

3度目の失敗、スマホ画面が粉々に

食事の後、三人で私と妻のホテルに戻り、娘を風呂に入らせ娘のホテルまで送った帰り、伊勢崎駅の夜景を取ろうとしてスマホを落としてしまい画面が粉々に。失敗その参。その晩は、なんとか画面で操作できていたのですが、翌朝には全く操作できない状態になっていました。

日曜日、伊勢崎と埼玉県朝霞の往復

4度目の失敗、礼服を間違えていた

法要の日、朝食を終え、礼服を着る段になって私は持ってくる服を間違っていたことに気づきました。凄く太っていたときに作ったもので、しかもダブル、ぶかぶかで情けない状況です。失敗その肆。娘を拾って関越を通って朝霞台駅に向かいました。ここで息子を拾います。

5度目の失敗、息子の礼服を持ってこなかった

高速を降りて暫くしたところで、妻が私に息子の礼服を車に積んだか確認しました。私は自宅の出発のときから息子の礼服の意識が無く、不意を衝かれました。結局、私は息子の礼服を妻のものだと思い込み、車から出してホテルに持ち込んでしまいそれを持ってこなかったのです。失敗その伍。娘に調べてもらうと駅の近くにAOKIがあることがわかったので飛び込みました。妻に強く勧められて私も息子と一緒に新調。よっぽどかっこ悪かったんでしょうね。AOKIさんは流石で30分で裾上げまで対応してくれました。
法要のあいだは、妻の母を思い出し、感謝の気持ちで満たされました。その後の妻の妹夫婦との食事が終わり、子供たちは帰り、私と妻は再び伊勢崎へ。私はauショップで新品と交換の手続き、妻は義父自宅の片付けの続き、最後に義父の見舞いを終えたときは二人ともふらふらでした。夕食を外に食べに行く気力がわかなかったので、ベイシアで酒と惣菜を買いホテルの部屋で打ち上げました。

私の父が入院している病院へ直行した月曜日

復路の600キロは順調でしたが、前日、今度は私の父の入院先の病院から電話があり来てほしいとのこと。自宅に戻らず病院に直行。主治医の話を聞きました。

珍道中、すべて、笑い話としよう

とってもいろんなことがあった旅でしたが、義父、義母への感謝を新たにできたし、終わってみれば、全ての失敗は笑い話です。妻とのいい思い出が出来ました。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。