0170. 鞆の浦~竹原~大久野島の旅 Ⅰ

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妻の念願、大久野島にうさぎに会いに行く旅に出掛けました。2度ホテルを予約しましたが、2度とも雨に見舞われそうだったのでキャンセル。3度目の正直。早くにキャンセル料が懸かってしまうプランだったため、土曜日雨、日曜日晴れの予報を信じて決行しました。なので、雨ならとても残念な大久野島は日曜日に行くことにし、土曜日は鞆の浦と竹原の町並みを楽しむことにしました。

鞆の浦を散策

福山から鞆の浦のエリアに入ってすぐの鞆の浦観光情報センターに車を止めました。ここは、駐車場代1000円と高めですが、何か買い物をすると500円引いてくれるシステムです。

對潮楼からの瀬戸内海の眺め

行きたいところはある程度決めていたのですが、取敢えず、地図も見ないで南に向かって歩き始めてしまいました。平成いろは丸渡船のりばを過ぎると、對潮楼への道を示す看板を発見。行ってみました。ここは、何といっても座敷に座って眺める瀬戸内海の風景画最高。心静かに落ち着きました。ここからの写真は、まるで一幅の絵のようです。

いろは丸展示館と常夜灯

對潮楼からもとの道に戻り、港の方に向かいました。岸壁まで辿り着くと、小さな湾を挟んだ向かいにいろは丸展示館と常夜灯が見えました。雰囲気のある小道を抜けてそこに向かいました。ここは、撮影スポットなので順番待ちしました。

医王寺とそうすけ君の家

常夜灯の手前で小さな工事現場があり、そこの誘導のおじさんが鞆の浦を一望できる医王寺とポニョのそうすけ君の家のモデルになった家を教えてくれました。

鞆の津の商家

鞆の浦で一番面白かったのは、鞆の津の商家でした。このレトロな電話ボックスは味の塊でした。

雨の竹原の町並み保存地区

竹原に移動しました。移動中に雨が降り始めました。道の駅たけはらに車を止め、昼食もそこで済ませて、町を散策するつもりでしたが、何と、道の駅は改装中で営業していませんでした。あてもなく、竹原町並み保存地区を傘をさして歩き始めました。この町には、かつては出張で何度も来ていたのですが、その頃は安芸の小京都と言われるような町並みがあることは知りませんでした。

cafe青でプレートランチ

その脇道を覗いて見つけたのがcafe青です。葱スープ、多種多彩な創作料理のワンプレート、柑橘のシャーベット。丁寧さが分かるとても美味しいランチでした。

旧笠井邸

町並み保存地区の一番南にある、旧笠井邸に行きました。2階が広く天井が高く、大きく長い梁が迫力がありました。鬘を付け替える変り種の人形が展示されていました。

町並み風景

この旧笠井邸から北に延びる道とその脇道が町並み保存地区です。北の突き当りには胡堂があります。脇道にあった酒蔵交流館は、まさに酒蔵をそのまま店舗にして、主に酒の器類を売っているところでした。とてもいい雰囲気でした。

松阪邸

松阪邸を覗いてみました。伊万里焼の便器には驚きました。

歴史民俗資料館

竹鶴夫妻の銅像がある歴史民俗資料館です。

圧巻の森川邸

屋敷で一番面白かったのは森川邸です。町並み保存地区からは少しだけ外れたところにあります。襖を開け放った奥行きのある座敷、三つのパートに分かれた広大な土間、落ち着きのある庭園。見応えがありました。

西方寺

古い町並みの散策の最後に西方寺に行きました。町の西側の高台にあります。朱に塗られた柱越しに竹原の町が一望できました。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。