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今日の探鳥地
久しぶりに妻と ささやまの森公園 に行きました。活動拠点から早々に別行動になり、私は野鳥観察小屋へ直行。妻はメインの坂道を探索していたようです。私は10時半くらいから約1時間半ここで粘った後、メインの坂道を深山方面に歩いて戻ってきました。野鳥観察小屋に コルリ やって来てくれました。コルリとは生涯で2度目の出会いでした。

水辺の広場でキセキレイを見つけましたが、小川を上流に向って、飛んでは止まり飛んでは止まり。結局、良いシャッターチャンスはくれませんでした。
ウグイス
ヒガラやコガラに会えることを期待した探鳥でしたが、暫く、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロなどさえも現われず。厳しい鳥果を予感させました。そんな中で、やっと、やって来てくれたのはこの鳥です。頭央線がないのでウグイスの幼鳥ではと思っています。しかし、絶好のシャッターチャンスとはいきませんでした。




ウグイス の見分け方
- 全長♂16cm ♀14cm/スズメ目ウグイス科
- 留鳥または漂鳥。東北北部以北で夏鳥。平地から亜高山帯の林。
- ♂♀ほぼ同色。頭から背中側が緑がかった茶色。顔から腹は白色。黒い過眼線。
- 尾羽は長め。
メジロ
この後、メジロが何羽かやって来ました。鳥果の乏しさを予感していたので、撮る気満々だったのですが、小川に入って水浴びしてくれることはなく、こちらも不満の残る写真になってしまいました。



メジロ の見分け方
- 全長12cm/スズメ目メジロ科
- 平地から市街地の林、市街地にも現われる留鳥、または漂鳥。東北地方北部以北では夏鳥。
- ♂♀同色。頭から背中側は黄緑色。喉は黄色。腹側は白。白いアイリング。
コルリ ♂
野鳥観察小屋に入って約1時間が経過。あまりに鳥の気配がしないので、一度、小川沿いの道を少しだけ上しましたが、こちらでも気配はありませんでした。そろそろ、ここを諦めて、メインの坂道に向うことを考え始めたとき、小川に被さる藪の向こうの鳥が飛んできたのが見えました。撮影可能なところに来てくれることを願って、カメラを構えていると、願い叶ってこの瞬間がやって来ました。その鳥はコルリ♂。コルリ♂を見たのは生涯で2度目でした。
コルリ の見分け方
- 全長14cm/スズメ目ヒタキ科
- 本州中部以北の夏鳥。山地の広葉樹林。北海道では平地から山地。
- ♂は頭部から背中側は青色。喉から腹が白色。
- ♀は頭部から背中側は緑がかった灰褐色。喉から腹はくすんだ白色。
サンコウチョウ ♂
最後にメインの坂道を深山への入り口まで往復。復路でグェーグェーというサンコウチョウの鳴き声を聞き探しました。頭上高くにその姿を発見。尾は既に短くなっていました。



ここでは、時々、サンコウチョウに会えるのですが、だいたい木の高いところにいるので、このような腹からのショットになります。
サンコウチョウ の見分け方
- 全長♂44cm ♀17cm/スズメ目カササギ科
- 本州以南の平地からはやしの針広混交林に現われる夏鳥。
- ♂は、尾羽が非常に長い。背中側は黒っぽい紫色。
- ♀は、背中側が赤茶色。
- ♂♀とも頭部から胸は黒色。腹は白色。くちばしとアイリングが青色。
The photos of the birds of this blog are taken using with Nikon D5500 and AF – S NIKKOR 200-500 mm f/5.6E ED VR
探鳥後記
今日は探鳥の神様がくれた感激の1日でした。コルリに会えた以外は冴えない状況でしたが、コルリを捉えた短い時間が、それを一変させてくれました。妻は今日の探鳥で、若干、熱中症気味になってしまったので、明日もここへ行ってみるかどうか、悩ましいところです。
ランチは三田のFReey Cafeでナポリタンと桃のパフェを食べました。ナポリタンはパスタがモチモチ。桃のパフェは自然な甘さが格別でした。


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