0278. 神戸市立森林植物園 で探鳥。今シーズン初の カシラダカ

夫婦共々気に入ってしまった、ル・ピックの季節のパフェが、まだ、終わっていないことを期待して、 神戸市立森林植物園 に行きました。今シーズン、初めて カシラダカ に会えました。

紅葉は終盤ですが、目当ての人々は多かったです。

期待通り、パフェはまだありました。探鳥のあとのランチのデザートで食べることにして、探鳥を始めました。

シアトルの森

シアトルの森の奥に行って谷の方を覗いていると、種類が分からない綺麗な鳥の声が聞こえてきました。粘って、伺っていると、ルリビタキ♀が現われました。鳴き声の正体とは違うと思いますが、かわいい姿を見ることができました。

ルリビタキ の見分け方

  • 全長14cm/スズメ目ヒタキ科
  • 四国以北の亜高山帯の林で繁殖、本州以南の平地から山地の林で越冬。漂鳥、または冬鳥。
  • ♂は、頭から背中側が青色。白い眉班。喉から腹は白色。脇腹はオレンジ。
  • ♀は、頭から背中側が緑がかった茶色。尾羽は青色。喉は白色。胸から腹はくすんだ白色。

同じところで、シロハラも撮影。

シロハラ の見分け方

  • 全長24cm/スズメ目ヒタキ科
  • 冬鳥。平地から山地の林、林縁部、公園など。
  • ♂♀ほぼ同色。
  • 頭は灰色。腹側は薄い茶色。腹中央は白色。外側の尾羽は白色。アイリングは黄色。

天津の森

天津の森ではホオジロが沢山いました。

ホオジロ の見分け方

  • 全長16cm/スズメ目ホオジロ科
  • 屋久島以北で留鳥、北海道で夏鳥。平地から山地の林縁部、草原、河原、農耕地などに現われる。
  • ♂は全体は赤茶色で翼には黒班顔は黒で、眉班は白色、頬は三角形に白色飛ぶと尾羽の白が見える
  • ♀は白部がぼやけ、黒部が茶色
  • 木の梢近くでよくさえずる

香りの道

香りの道では、コゲラにしか会えませんでした。

コゲラ

  • 全長15cm/キツツキ目キツツキ科
  • 平地から山地の林、市街地の公園などに現われる留鳥。
  • ♂♀ほぼ同色。頭部は濃茶色短い眉班背中側は焦げ茶色と白色の縞模様喉から腹は白色。胸から腹には茶色の縦班。
  • ♂は後頭の両脇に赤班

西洋あじさい園・薬樹園

カワセミ待ちの妻を長谷池に残し、多目的広場方面に向かいました。西洋あじさい園・薬樹園は、前回まで集っていたムギマキ狙いの探鳥家はおらず、アトリを撮ることができました。

アトリ の見分け方

  • 全長16cm/スズメ目アトリ科
  • 冬鳥。平地から山地の林。
  • ♂♀ほぼ同色。
  • 喉から胸、脇がオレンジ。翼に黒色とオレンジの帯。腹は白色。♂は頭部が灰色。

ル・ピックのランチ&デザート

妻と合流し、ル・ピックでランチ、目的の一つの季節のパフェを食べました。自家製あんこがとても美味しかったです。ぼっかけカレーも牛すじが柔らかくて絶品です。

再び、西洋あじさい園・薬樹園

妻を伴い多目的広場に向かいました。西洋あじさい園・薬樹園の側の森で鳴き声を目当てに探せた鳥はルリビタキ♀でした。

西洋あじさい園・薬樹園で、茂みの中のチッチッチの声の正体を、粘って出てくるのを待っていると、カシラダカが現われました。

カシラダカ の見分け方

  • 全長15cm/スズメ目ホオジロ科
  • 冬鳥。平地から山地の林や林縁部、農耕地など。
  • ♂♀ほぼ同色。
  • 頭、顔、背中側、腰は赤みを帯びた茶色。喉から腹は白色。白い眉班。冠羽をよく立てる。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。