0171. 鞆の浦~竹原~大久野島の旅 Ⅱ

NIPPONIA HOTEL 竹原製塩町

宿泊は思い切ってNIPPONIA HOTEL 竹原製塩町にしていました。ここの建物は竹原の町並み保存地区に点在していて、それ自体、古さと味を残してリノベーションされたものです。

もと銀行の客室

チェックインの後、部屋を二つから選べると言うことで、二つとも見せてもらいました。一つは1階がリビング、風呂、トイレ、2階がベッドルームです。もとは銀行だったとかで、リビングには金庫室をそのまま残した区画があり、ベッドルームは天井に低く梁が通っていて、ワクワクする様な部屋でした。もう一方は、1階だけですが、綺麗で中庭があり、こちらはこちらで楽しめそうでした。しかし、どうせなら、非日常を思い切り楽しみたかったので、最初の方の部屋にしました。

夕食とその後

レストランは宿泊棟の向かいの建物の2階にあります。御殿雛が飾り付けてありました。

夕食を頂きました。酒は、地元竹原の龍勢の黒ラベルにしました。料理は、味はもちろん、目も楽しませてくれる素晴らしいものでした。特に感動したのは、二つ目に出てきた山海前菜 春の息吹です。シンプルな木箱が運ばれてきて、蓋を開けると、これでした。なんとも綺麗で可愛らしく、とても、素敵な料理でした。

夕食後は、コンビニで酒を買い、部屋で飲みました。このホテルにはテレビと時計がありません。時を忘れるためです。たまたま、この部屋のwifiが不調だったので音楽を聴きながら過ごしました。もと金庫の部屋は凄く音が響くので、久しぶりに佐野元春を聞きながら口ずさんでいると、とても、気持ちよかったです。

竹原、町並み保存地区、再び

翌朝、7時過ぎに、もう一度、竹原の町を散策しました。晴れているときの写真を撮ろうと思いました。照蓮寺の山門の桜が咲いていなかったのが残念でしたが、その時の美しさは想像できました。町の西側にお抱え地蔵があり、見に行きました。その途中、歴史民俗資料館の裏の桜が満開の様子でした。

朝食も満足

昨日のレストランで朝食を頂きました。野菜も鯛もとても美味しく満足しました。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。