0101. 台風通過。探鳥できず、博物館見学

せっかく梅雨が明けたというのに、台風が来てしまいました。長らく、ちゃんとした探鳥ができていません。鳥探しに渇望状態です。しかし、台風に逆らうことはできないので、雨でも大丈夫なところに向かいました。

あまり遠くないのに行ったことがなかった兵庫県立考古博物館です。ホームページからの印象は、小学生くらいが訪れ、勉強したり、実習したりするのがメインのところかなと想像していました。

雨の日に行って楽しいところ、発見・・・兵庫県立考古博物館

住宅地の中にある播磨大中古代の村の中、その建物は忽然と現れます。駐車場からは池の上に渡された回廊を歩いていきます。建物はかなり近代的なつくりです。展望台もあるようでした。今日の特別展示は「壱岐の古代文化」でした。

入り口からまっすぐ伸びる廊下の両側に学習室や図書室のようなところがありました。勾玉作りや、特別展示の「壱岐の古代文化」のクイズ大会みたいなものもあるようでした。資料室はちいさな図書館のよう、落ち着いて読書、調べ物ができそうな空間でした。

展示室前にもこんなものも見ることができました。

展示室です。

「発掘ひろば」

入ってすぐ左が「発掘ひろば」です。発掘現場を再現。発掘の疑似体験もできるようでした。

特別展示「壱岐の古代文化」

特別展示の「壱岐の古代文化」です。諸星大二郎の漫画に出てくるような石を彫って作った顔の像が印象的でした。

テーマ展示のスペースです。

「人」わたしたちの由来

ここでは兵庫の遺跡から、古代のひとの暮らしについての紹介が行われています。縄文人、弥生人、古墳人の胸像が並んでいましたが、骨格などの決定的違いは理解できませんでした。

「環境」自然とともに生きる

人形や剥製を使って、太古の生活や風習を再現しているエリアです。ボランティアと思われる先輩が丁寧に解説してくれました。古代の農作業する人、シャーマンの扮装ができ、コスプレ好きの妻は大喜びで羽織り、私は写真を撮らされました。

「社会」国の成り立ち

各個の社会が形成され、その間の争いが生じ始めた時代の遺物や人形等の再現で説明されています。もっとも迫力あるゾーンです。

「交流」みち・であい

兵庫の海陸の交通、通商を描き展示したエリアです。天目茶碗が展示されていました。

屋外に茅葺の古代の小屋がありました。展望台からは播磨大中古代の村を見下ろす景色が楽しめました。

期待は小さかったのですが、ここ、兵庫県立考古博物館は見応えのある興味深いところでした。

ランチは道の駅淡河の淡竹、十割そば

このあと、制覇した兵庫県の道の駅のスタンプラリーの景品抽選の応募とランチを兼ね、道の駅淡河に向かいました。久しぶりにここの食堂、淡竹でそばを食べました。腰のあるそば、そば汁の旨みは相変わらずで満足でした。道の駅淡河は8月3日から新しい建物ができ、淡竹は移転するようです。新しい淡竹も楽しみです。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。