0014. 篠山 、城下町巡り

私の 篠山 巡りを紹介します。最近、市の名前の変更の住民投票が話題になりましたね。年に4~5回は訪れる大好きな、兵庫県中部の東にある城下町です。
車は三の丸西駐車場に止めます。

表門から大書院、石垣が時代をジャンプさせてくれます

篠山城跡表門に一番近いところです。堅固な石垣が残る表門、扉のある鉄門と短くくねる登り坂を抜けると復元された大書院に突き当たります。建物の一番外側を一周する廊下から内側の部屋を見学します。屏風、襖の日本画を鑑賞。一部入れる座敷もあります。大書院の裏側には建物はありませんが、奥御殿跡が広がっています。地面に元のあった部屋の区画とその部屋が何だったかが示されています。更に奥には青山神社、天守台があります。天守台からは篠山を囲む山々を遠くに望むことができ、東には王地山まけきらい稲荷の朱の鳥居の連なりが見えます。表門の反対側の埋門から抜けることもできますが、私の場合は、表門に戻って出ます。

青山歴史村、土蔵の展示物が面白い

大手口の西すぐに青山歴史村があります。長屋門をくぐって右側に絵巻物や昔の装束を展示した土蔵があります。庭を挟んだ向こう側には土間のある田舎のお婆ちゃんの家風の屋敷があり、縁側に座ったりできます。丹波篠山デカンショ館はご愛敬ですね。

武家屋敷安間資料館で水琴窟を楽しむ

ここを出て堀沿いを西に進むと左手に御徒士町武家屋敷群の通りが現れます。藁葺き屋根の古民家などが続きます。武家屋敷安間資料館で屋敷の中の様子が見られ、庭には水琴窟があって竹筒を差し込んで耳を当ててその音を楽しめます。


この通りを抜けて南側の堀沿いの通りを東に向かいます。

河原町商家群の雑貨屋さんに立ち寄る

しばらくすると河原町商家群の入口に出ます。雰囲気のある古い家並みが続いています。覗いてみたくなる雑貨屋が何軒かあります。ハクトヤに寄ってみることが多いです。器を中心に集められた品々を眺めていると飽きません。

篠山 のランチは中国庶民料理 竹海(ズーハイ)と決めています

ハクトヤの角を北に曲がってすぐのところに竹海(ズーハイ)があります。中華料理の店です。篠山に初めて来てランチの店を探したときには先入観で、ここ来て中華って、みたいな思いがあり、避けたのですが、行ってみたらびっくり、美味しいです。妻も大変気に入っていて、篠山に来たらここに来て、二人とも必ず竹海セットを頼みます。前菜からデザートまでついて1000円、安いです。一度晩御飯を紹興酒を飲みながら食べたいのですが、自宅からは車で1時間、電車とバスなら2時間半、泊まるしかなさそうです。

まけきらい神社の朱の鳥居をくぐりましょう

竹海のすぐ北に王地山まけきらい稲荷があります。篠山城跡天守台から見えた朱の鳥居の連なりはここです。稲荷といいながら、鳥居以外はほぼ寺だと感じます。神仏混淆なんですかね。私はこのどっちつかずはしっくりきませんが、鳥居はフォトジェニックかな。

旧酒蔵見学、利き酒もできます

ここから篠山城跡の北の東西方向の道、通称青山通りに入っていきます。
南側に鳳鳴酒造があります。ここは元は酒蔵だったところで地酒鳳鳴が買えるだけでなく、保存されている酒蔵跡を見学することができます。実はここで鳳鳴を買うのが私の篠山行きの大きな目的の一つなんです。妻には他の楽しみと紛らわしていますが。

コスプレができる歴史美術館

このすぐ西に篠山市立歴史美術館があります。元は裁判所だった建物を利用しています。中に法廷がそのまま残された部屋があり衣装もおいてあるのでコスプレ写真も撮れますよ。

春日神社は、おどろおどろしくもある絵馬堂を見るべし

更に少し西に春日神社があります。奈良の春日大社由来のようです。絵馬堂の絵は迫力があります。


このあと昭和百景館ささやまか、大正ロマン館で黒豆ソフトクリームを食べて帰ります。
これが私たちの篠山城下町周遊のベストです。

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こんにちは。子供たちは成人し、定年まであと数年。仕事はきっちりしながらも坦々と、週末の妻との時間を楽しみに暮らしています。出会った野鳥や、おいしいもの、心地よい場所にまつわる話を綴っていきます。